東青会の紹介
東青会とは
広島県東部機械金属工業(協)の青年部会です。20歳から45歳までの会社の後継者、役員、経営者の集まりで、現在約40数名の会員が加入しています。同業種、同年代、同じ立場の若者が気軽に集まって、研修会・見学会・懇親会などの事業を通して、経営者としてのスキルアップを図ることは勿論、メンバー間での交流を通して、お互いの信頼関係を築き、情報交換や議論することによって、地場の機械金属業界の発展を担っていくことを目的として活動をしている会です。
本会設立時の目的を会則から抜粋しますと『本会は、次代の中小企業界を担う青年をもって組織し、清新な意気と熱意による実践活動により経済環境の激変に対処し、組合及び中小企業の飛躍的発展を遂げるための先駆となることを目的とする。』
会長挨拶
東青会令和5年度所信表明
現在の日本の状況は、ロシアによるウクライナ侵攻や日米の金利格差によって発生した、1ドル140円台にも及ぶ円安の影響を受け、鋼材、エネルギーを始めとした物価の高騰が続いております。一方、今年の5月8日には新型コロナウイルス感染症が感染症法上2類相当から5類に引き下げられ、様々な規制が解かれた事に加え、円安が追い風となりインバウンドが活発になってきました。広島県内でも多くの外国人観光客を目にする様になってきており、今まで空きの多かった新幹線やホテルも、満席の状態が日常となってきております。インバウンドや輸出による日本経済回復の見込みもありながら、株価はバブル崩壊後最高値となる3万2000円台にまで跳ね上がっております。
我々、東青会を取り巻く身近な環境としては、鋼材の高騰、エネルギーの高騰による収益圧迫に加え、雇用難による人材不足も大きな問題となっております。団塊の世代の現役引退に加え、働き方改革による1人当たりの労働時間の短縮で、人手不足はさらに加速しています。一部の会社では、外国人実習制度や特定技能制度を利用して、外国人の雇用を行っておりますが、海外の物価高騰により、外国人労働者が日本に来ない現状も発生しつつあります。
会員それぞれが多くの経営課題を抱える中で、共通の業界で頑張る同世代の仲間の姿が、強い刺激となる事や、日々発生する様々な悩みを、信頼できる仲間に相談できる事は、東青会の大きな魅力の一つであると感じております。東青会活動の様々な事業を通して作られる人間関係は会員の皆にとって大きな経営資源となり、東青会卒業後も大きな強みとして残っていくはずです。私自身も東青会へ入会させて頂き、先輩から様々なアドバイスを頂き、経営課題解決の手助けをして頂きました。外国人実習生の雇用を始める時には、海外まで同行させて頂き、実際の面接の様子を見させて頂きながら、社内の運用についても詳しく教えて頂きました。また仕事の中で分からない事があれば、連絡すると親身に相談に乗って頂き、先輩の会社に訪問させて頂く事も日常的にあります。そして、会社の方向性や社内の人間関係、部下の指導方法について悩んだ時にはカフェや居酒屋で解決の相談に乗って頂き、時にはゴルフのスイングについても練習場でアドバイスを頂く事もあります。OBの先輩方や会員の皆様とは仕事やゴルフ、家族同士の付き合いなど、東青会活動以外でも多く関わらせて頂いており、本当に感謝しております。
昨年の6月には、東青会としての積極的な事業活動が評価され、全国中小企業団体中央会会長表彰を受賞したのも記憶に新しい所です。コロナの時代も終息を迎えようとし、世の中にも活気が戻ってきています。東青会が今後も活発な会として継続していく為には、先輩方が築き上げてくださった良き伝統を守りつつ、時代に合った新しい事にチャレンジしていく事が大切だと思っています。東青会活動が皆にとって有意義で楽しい時間になる様に、「若い人の活発な意見を多く取り入れた運営」を心がけて、活動していきたいと考えております。二年間精一杯頑張りますので、皆様御協力の程よろしくお願い申し上げます。
2023年6月7日
広島県東部機械金属工業協同組合
青年部 会長 喜多村 哲矢
活動内容
- 事業継承や働き方改革、生産性向上など、中小企業経営に係る喫緊の課題をテーマとする研修会を年3回実施
- 組合員企業の先進的取り組みを勉強するための、工場見学や先輩経営者とのミーティングを年1回実施
- 県外企業視察研修を年1回実施
- 親睦ゴルフ大会を年2回、家族を交えての納涼例会を年1回実施
- その他、各種例会や親組合主催の「親善ソフトボール大会」の主管などを行う
会員一覧
役職 | 氏名 | 会社名 | 会社役職 |
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会長 | 喜多村 哲矢 | (有)丸加製作所 | 社長 |
副会長 | 唐川 英雄 | (株)栄工社 | 取締役 |
副会長 | 新川 貴子 | 協同精機(株) | 専務 |
副会長 | 妹尾 吉晃 | 日成鋼材(株) | 専務 |
理事 | 宇田 卓哉 | (有)武昌 | 専務 |
理事 | 中山 宗剛 | (株)中山熔断 | 社長 |
理事 | 和田 英典 | (株)ワイザーリンケージ | 社長 |
理事 | 佐藤 浩史 | 東鉄工(株) | 社長 |
理事 | 田中 亮介 | ファインメタル工業(株) | 社長 |
理事 | 藤田 翼 | (株)エフテックス | 常務 |
理事 | 梶田 浩章 | 三協マーク(株) | 社長 |
理事 | 小林 憲輔 | プレコ技研工業(株) | 社長 |
理事 | 和田 高宏 | (株)和田製作所 | 社長 |
理事 | 藤井 翔太 | 中国塗装工業(株) | 専務 |
理事 | 高橋 章之 | 高橋製作(株) | 常務 |
理事 | 松本 脩 | リンクス(株) | 専務 |
理事 | 赤松 芳美 | (株)アカシン | 営業 |
理事 | 原田 幸尚 | (有)光陽機械製作所 | 取締役 |
理事 | 佐藤 健一 | (株)御幸鉄工所 | |
顧問 | 早間 寛将 | (株)三暁 | 社長 |
監事 | 菊田 九 | (株)明和工作所 | 社長 |
監事 | 髙山 郁生 | 髙山産業(株)福山支店 | 専務 |
会員 | 河原 研介 | 鳴滝工業(有) | 社長 |
会員 | 藤谷 哲郎 | (株)フジタニ | 取締役営業部長 |
会員 | 水主川 嘉範 | (株)かこ川商店 | 社長 |
会員 | 三島 淳志 | 五敬工業(株) | 常務 |
会員 | 黒田 稔 | (株)大同重機製作所 | 社長 |
会員 | 石原 雅也 | (株)アイ・エスツール | 社長 |
会員 | 橋本 紘樹 | 向陽金属工業(株) | 営業 |
会員 | 小田 裕之 | (株)明電 | グループ長 |
会員 | 北川 智一 | (有)晟上工業 | 専務 |
会員 | 吉本 武史 | (株)吉久 | 営業 |
会員 | 藤井 博敏 | (株)フジイ機械製作所 | 専務 |
会員 | 矢吹 真誉 | 因島鉄工(株) | 取締役 |
会員 | 佐久間 秀俊 | (株)渡辺電機製作所 | 営業 |
会員 | 佐藤 比香留 | (株)サンエス | 取締役 |
会員 | 松井 隆幸 | (株)森脇工業 | 常務 |
会員 | 小林 太一 | 福山鋳造(株) | 総務 |
会員 | 平井 聖也 | (株)ヨシテック | |
会員 | 大土井 海人 | (株)大土井鉄工所 | |
会員 | 横山 隆 | 光陽産業(株) | 専務 |
休会 | 昼田 健史 | ヒルタ工業(株) | 執行役員 |
東青会のあゆみ
昭和56年7月 | 設立総会 参加会員35名で発足 初代会長 児玉 晴夫 |
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昭和61年9月 | 創立5周年記念事業を行う 第3代会長 谷本 祚久 |
昭和63年6月~平成元年2月 | 組合青年部(東青会)研究事業 “21世紀に向けての組合経営のあり方”(21世紀ビジョンづくり) |
平成元年7月~2年2月 | 活路開拓ビジョン調査事業及び情報収集提供事業に参画 |
平成3年4月 | 創立10周年記念事業を行う 第5代会長 唐川 正明 |
平成3年6月~4年3月 | 広島県東部機械金属厚生年金基金設立準備事業に参画 |
平成3年8月~4年3月 | 組合情報化促進企画調査事業に参画 |
平成4年7月~5年3月 | 組合情報ネットワーク化事業に参画(平成5年3月システム設計完了) |
平成6年11月~7年2月 | 組合の短時間労働雇用管理改善事業に参画 |
平成8年7月 | 創立15周年記念事業を行う 第8代会長 松本 眞 |
平成13年7月 | 創立20周年記念事業を行う 第11代会長 家護谷 則寿 |
平成19年2月~11月 | 組合創立50周年事業の一環として東青会メンバーによる特別インタビュー 「~トップ経営者からの伝承~」 と題して27名の経営者に対して実施した |
平成23年9月 | 創立30周年記念事業を行う 第16代会長 佐藤普三 |
平成28年5月 | 広島県中小企業団体青年中央会会長に東青会理事 田口 裕司就任 |
平成29年3月 | 組合創立60周年記念事業の一環として組合理事および青年部(東青会)による 「座談会」が開催され、青年部より5名が出席 |
令和3年10月 | 創立40周年記念事業を行う 第21代会長 早間寛将 |
令和4年6月 | 全国中小企業団体中央会会長表彰受賞 早間会長・喜多村副会長出席 |
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会員募集
親組合に所属している会社の20歳から45歳までの経営者、後継者、役員、又はそれに準ずる立場にある者であればいつでも誰でも入会できます。
入会希望の方は組合事務局までお気軽にご連絡下さい。詳しい説明をさせていただきます。